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2019-05-23

blog #3 / バナナと辛夷




久しぶりのブログです。
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?

大変遅ればせながら、4月に参加した2つのグループ展
パレットクラブ『BANANA?』とOPAギャラリー『花に聞くvol.15 辛夷』、
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました! おかげさまでたくさんの方にお立ち寄りいただき、にぎやかで楽しい展示となりました。 お声をかけてくださったパレットクラブのスタッフさんと、OPAギャラリーの藤波さん。
改めてたくさんの方に作品を観ていただく機会をいただき、ありがとうございました。




パレットクラブの卒業生イラストレーター7人が集まった『BANANA?』展では、
それぞれ新作のイラストレーションや最近のお仕事などを展示しました。
タイトルはZUCKくんのアイデアで、パレットクラブのテーマカラーの黄色に、
7人展の「7=ナナ」をかけて『BANANA?』になりました。 そして、それぞれのバナナを作ろうということになり、展示したのが上のバナナたちです。 (左から大久保さん、結ちゃん、わたくし、茂苅さん、ムラサキさん、いしいくん、ZUCKくん・作) 期間中、トークショーやイベントデーなどの催しもありました。 トークショーはイラストレーターでパレット講師でもある、信濃ハ太郎さんと対談させていただきました。
(信濃さん、ありがとうございました!)
イベントデーは出展メンバーのアイデアあふれる似顔絵描きや、Sunday Bake Shopさんの
美味しいお菓子が食べれる喫茶コーナーもあって、終始楽しくにぎやかな雰囲気でした。

そして…



わたくしはこんな姿で、みなさまをお出迎えしていました。
意外と動きやすく、着心地が良かったです。

自分にとって再出発を象徴する大切な場所でもある、パレットクラブの空間で
展示ができたことは、とても貴重な出来事でした。
素敵な出展者6人のみなさんからも、たくさんの刺激をもらいました。
ありがとうございました!




OPAギャラリーでは、辛夷(こぶし)の花をテーマにした展示に参加させていただきました。

10年ほど前、都内でひとり暮らしをしていたのですが、目の前に小さな公園があって、
真ん中に春になると真っ白な花を咲かせる木が一本、生えていました。
コブシかハクモクレンか、どちらだったか定かではないのですが、
テーマを聞いてすぐに、その公園のことを思い出しました。
2、3年前に、その住んでいたアパートを訪れてみましたが、すでに跡形もなく、
新しい一軒家が建っていましたが、公園はそのままでした。
失われたり、残ったり、人間の記憶と一緒だなあと思いました。


年内はあと2つ、展示が決まっています。
ひとつは8月に、再びOPAギャラリーさんで「街」をテーマにした展示に参加させていただきます。
もうひとつは12月に、児童書のイラストレーター12人のグループ展に参加させていただきます。
そして来年2020年の4月に、2年ぶりの個展を開催します。
また詳細は会期が近づいた頃に、ウェブサイトとSNSで告知します!
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