気が付いたらもう、2月も後半ですね。
皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。
わたくしは相変わらず机の前で、コーヒーを飲んだり絵を描いたりぼんやりしたり、
表面的には変化のない平凡な日常を送っておりますが、
毎日少しづついろいろなことが起こって、心境も毎日少しづつ変化しています。
最近リリースされたお仕事について、書きたいと思います。
昨年末、デザイナーの長澤昌彦さんからお声がけをいただき、ベネッセコーポレーション様のお仕事をさせていただきました。
『こどもちゃれんじ』ノベルティのランチプレートと、『しまじろうしんぶん』のお仕事です。
長澤さんは大学の先輩でもあり(入れ替わりで在学中はお会いできなかったのですが)、現在多摩美術大学で講師もされています。
大学のことや、小川洋子の小説についてなどお話させていただいたり、とても楽しくお仕事をさせていただきました。
春を感じさせる色合いにしましょう、というお話し合いの元、色は爽やかなミントブルーに決まりました。
写真では分かりづらいのですが、フチのピンクの水玉も手描きで、不揃いなところがお気に入りです。
友人知人のママさんからも、ランチプレートでのお食事風景の写真が届いたりなどご好評いただけていて、うれしい限りです。
『しまじろうしんぶん』では、紙面の全面に大きく地図のイラストを使っていただきました。
「じてんしゃにのっているひとは なんにんいるかな?」など、地図に関するクイズも掲載されています。
ミニチュアの世界や地図が好きで、以前からほぼ趣味的に町の地図を描いていたのですが、
このように形となってたくさんの方に楽しんでもらえることが、心からうれしいです。
長澤さん、ベネッセコーポレーションの皆さま、ありがとうございました!
そして最近、出版関係以外のお仕事のご依頼もたまにいただくようになり、
初めてのテレビのお仕事も経験しました。
テレビ朝日の新番組『ポルポ』です。詳細はこちら
昔「怒り新党」をよく観ていて、夏目三久さんの可愛さに魅了されていたのもあって、
お声がけいただいた時は心がときめきました!
担当させていただく「イイはな新聞」は、過去に記事になった出来事を再び取り上げ、
その現在を取材するというコーナーなのですが、こちらが大変興味深い内容なのです。
毎日のように新しいニュースが大量に発信され、人々の脳裏をほんの一瞬かすめては、
また忘れ去られていく、を繰り返すこの時代、
過去のニュースに再びスポットライトを当てて掘り下げていくことは、とても大切なことだと思います。
ニュースは受け取り手にとってはただの「情報」だけれど、その当事者にとっては後々も続く問題で「現実」であるという紛れもない事実を、
このお仕事を通して改めて再確認することが出来、心に留めておくべき大切なことを、思い出させていただきました。
長くなりましたが、明日は久しぶりに友人とのんびりお出かけをしようと思います。
もうすぐ春がやってきますね。暖かくなるのは助かりますが、冬が好きなのでちょっぴりさみしいです。